CMYKとRGBという言葉をよく耳にするかと思いますが、印刷では、CMYKを使います。
C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(キープレート※ブラック)のインキの組み合わせで色を表現します。(例外として、特色があります)
RGBは光の三原色でPCのモニター等の色表現方となります。尚、CMYKとRGBの色域はかなり違いRBの方が色域は広いです。
ここで注意して頂きたいのがillustratorやPhotoshopでデータを作る際のカラーモードです。
よくある事例だと、お客様から入稿頂くデータがRGBのカラーモードになっている場合です。RGBをCMYKに変換かけると色が落ち、想定している色での印刷はできません。
「想定していた色と仕上がり色が違う!」というトラブルのもととなります。
RGBの黒からCMYKに変換すると
C.92.9 M.87.9 Y89.0 K.80
という色の組み合わせとなってしまい、印刷時の色の乗りすぎでの裏写りや色ズレの原因となります。
印刷現場の黒はK.100となります。(文字など黒で表現する場合)
RGBで作っている場合は、弊社で網点以外の黒箇所はすべてK100に直しますが状況によっては追加料金が発生する場合がありますので
データをご自分で製作する場合は必ずカラーモードをCMYKにした上での製作をお願いします。
※K100相当のRGBの場合は、現在はPDFの変換機能で問題なく直せる場合がありますが、数値が異なる場合は簡単には直せません。